久保修切り絵ミュージアム

開館時間10:30~16:00

定休日毎週火曜日(祝日の場合は、翌水曜日)

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ミュージアムについて

当ミュージアムは、一般財団法人住野勇財団の「美術品等を展示するための美術館の運営・維持」事業で、日本古来の柿渋和紙に独自の手法を取り入れた「切り絵画家 久保修」の作品を通して、日本の魅力・素晴らしさを国内外に発信しています。切り絵を「観る」美術館と、切り絵を「作る」ワークショップが楽しめる、体験型施設です。
久保修の作品の魅力は、作品からの溢れんばかりの生命力です。現在の人に、久保修の作品を観ていただくことはもちろんですが、「100年後・200年後の人たちに観ていただけるような作品にしたい。」と、切り絵を一枚の絵(芸術作品)として制作し続けるエネルギーを感じてください。

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切り絵画家 久保修

「絵画的表現」「立体的表現」の切り絵で、日本の美を描く

久保修は、日本の心が息づく「和紙」にこだわり、パステルやアクリル絵の具、布、砂といった素材を取入れて表現するミクストメディア(混合技法)と呼ばれる独自の技法を築き上げた、日本を代表する切り絵画家です。
西宮市で阪神淡路大震災に被災した以後、日本の四季を切り絵で描き、国内外で作品を発表してきました。移り変わる日本の四季折々の風物詩や、旬の食材のいきいきとした瞬間を見事に切り取り、美しい作品に仕上げていきます。それらは自由や力強さ、優しさなどを自然界から学んだという久保修自身の生き方を表現したものです。思い描く色の表現のこだわりや、建築の素養にもとづいた斬新かつ精確な構図も見どころの一つといえるでしょう。
そうした久保修の作品は、ふるさと切手で大阪の天神祭りにも採用されています。その後も、「サントリービール(プレミアムモルツ)」「京銘菓おたべ」などのパッケージデザインにも採用されています。また、47都道府県を巡る旅と共に、テーマを「紙のジャポニスム」とし、日本の美を追求した作品を制作しています。各地での交流とともに描きためた作品は、どこか懐かしさに溢れ、海外でも国境を越えて観る人たちの心を震わせます。

切り絵画家久保修(KUBOSHU)

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